O脚は座り方も矯正
O脚である大抵の人は骨盤に歪みが生じています。いすに脚を投げ出して座ったり、脚を組んで座ったり、いすの上であぐらをかいてみたりするのは、O脚の大きな原因になる骨盤の歪みにつながってしまうばかりか、背骨の歪みなどにも悪影響を与えます。
そうならないためのいすの座り方というのは、背中と大腿部間の角度と大腿部とふくらはぎ間の角度がそれぞれ90度になるようにし、おしりの後ろ側は少しだけスペースが空くように座ります。
もちろん足を組んだりせずに、きちんと左右の足はそろえましょう。それから顔はうつむき加減になったり、あごがでてしまわないようにします。
日本人がO脚になってしまうのは、畳に正座するからだといわれることがありますが、いすで生活していても正しい座り方をしていないと、当然O脚になる可能性は大きくなります。
現在では畳に座るよりいすでの生活が主体になっていますが、例え正座をする生活をしていたとしても、正しい正座をしていればO脚にはなりません。
床に座る時にあなたはどんな座り方をしていますか?横座りをしたり膝を抱える座り方、あるいはペチャンコ座りなどはO脚を助長してしまう座り方です。横座りを想像すればわかりますが、どちらかの骨盤を歪めてしまう力が加わってしまう座り方です。小学校の時によくしていた(させられていた)膝を抱える格好の座り方は坐骨に負担がかかってしまう座り方です。
「では、どんな座り方をすればいいの?」といわれてしまいそうですね。フローリングに座る時には足をそろえて真っ直ぐ伸ばし、手は後方で支える形で座るようにしましょう。そうするとどうしても腰が曲がってしまうという方は、座椅子を使う方がよいでしょう。