骨盤の歪みをチェック
人間の骨格の中心ともいえる骨盤に歪みが生じてしまうと、大腿骨にも影響しますし、膝の歪みにもつながってしまいます。これが結果的にO脚を招いてしまうということになってしまいます。
この骨盤が歪んでいるのかどうかを判断するには、いくつかの方法があります。
ひとつの方法は、立った状態と寝た状態とのおしり周りの大きさを測ってみるという方法です。まず真っ直ぐに立って、おしりの外周が一番大きい部分を測ってみましょう。
次に仰向きに寝て腰を浮かせ、おしりの同じ部分を測ります。立った状態と寝た状態との差が立った時の方が4cmより大きければ、骨盤が歪んでいるといえるでしょう。
次の方法は左右の脚の長さを比較してみる方法です。この方法はひとりではできませんから、家族か友人などに協力してもらいます。といってもとっても簡単な方法です。
この方法はうつぶせになり、足のくるぶしの部分の左右での位置のずれを見るだけです。左足が長ければ、骨盤は右側が上がっていることになり、右足が長ければ骨盤は左側が上がっています。
次は、正しい姿勢で鏡の前に立ってみます。O脚のすき間の脚の付け根~膝の間が大きければ骨盤がより歪んでいますし、膝より下が大きければ膝や足首にO脚の問題があるということになります。
大部分の方のO脚の原因となるのは骨盤の歪みで、膝の歪みと比較すると骨盤の歪みの方が改善しやすいとされています。