もともとO脚気味なんです
人間はもともとO脚気味です。というのはきちんとした理由があって、人間の体が左右対称ではないということに由来します。
内臓だって左右対称ではありませんし、人間の顔だって左右対称ではありません。鏡で自分の顔を詳しく観察してみるとわかりますが、自分の顔は普段鏡でしか見れませんので気付きにくいかもしれませんね。試しに普段鏡をとおして見ることのない、友人や家族を鏡をとおして見てみるとよくわかります。
自分では見慣れていて、普段は左右対称にしか感じない自分の顔も左右対称ではないのです。「でも、足は左右対称じゃないの!」と考えてしまいますが、もちろん足だって左右対称ではありません。
歯だって上の方の歯は左側が長く右側が短い、下の歯はその逆です。人間の体がこのようになっているのは地球の自転に影響を受けているからだとされています。また、多くの人は右利きですが、これは左手は左側にある心臓を守るために使わなくてはならないからだとされています。
このように、人間の体は左右対称ではなく、右と左では役割がちがっているのです。立った時に自然に使っている軸足だってそうですね。
さて肝心の足ですが、足は右側の足が少しだけ外側へ開いています。つまり少しだけO脚だということなんです。したがってO脚の状態も左右対称ではないということになります。