O脚の人が多い日本人
日本人にはO脚が多いといわれています。割合にすれば8割だとも9割だともいわれています。つまり、O脚で無いほうが珍しいわけです。
すらりと伸びたきれいな脚という言葉でイメージするのは、やはり日本人ではない場合が多いでしょう。日本人に美脚の人がいないというわけではありませんが、少ないのが現実ですね。
黄色人種だからなんではないかと思われた方もいらっしゃったかもしれませんが、黄色人種のなかでもO脚が多いのが日本人です。
正座をして脚の骨に負担をかけていたからなんてこともいわれているようですけど、今はあまり正座をすることもありませんし、そもそもO脚の原因が正座をしているからというわけではありません。
背骨をぴんと伸ばして脚をくずさずに、きれいに正座をしているのであれば、O脚になる直接的な原因にはなり得ません。正座ではなく横座りの状態の方ががよくないのです。脚をくずして座れば楽ですから、ついついそうなってしまうのでしょうが、脚をくずして座れば、脚の骨や背骨などに負担をかけてしまうというのは想像すればすぐわかることですね。
また、日本人にO脚が多いのは遺伝によるものであるともいわれているようです。理由としては、骨格的な特徴は遺伝によるものなので、O脚になりやすくなる骨格が遺伝しているというものです。
確かに一理あるかもしれませんが、日本人が遺伝子としてO脚を受け継いでいるのだとすれば、今度はO脚でない人がいる方がおかしいということになってしまいます。やはり生活習慣や姿勢の悪さなどがO脚を助長してしまっているのが本当のところでしょう。
O脚の矯正を行えば、もちろん人によってはですが、一週間ほどで劇的に変化します。遺伝が原因であればこういったことももあり得ないことでしょう。